Ayumu’s blog

いきなり癌と言われて手術を受けない選択をするということ

放射線治療と化学療法

癌の治療が、ついに始まる

正直受けたくない

副作用をお医者さんから説明されると、これから不安になる。

効くのか効かないのか半々

50%

五分五分

言い方を変えても同じ

平日は毎日放射線

それに追加で化学療法も点滴で始まる

一緒にした方が効果があるらしい

 

化学療法では、やはり髪の毛が抜ける

覚悟してたけど…あぁ癌なんだと思う

髪の毛は短く切った方が良いと言われた抜けた時のショックが少ないように

 

今はこの前の手術の副作用でリンパ浮腫がひどくて下腹部、腰回り、脚がミシュランマンの様になっていて、今まで着ていた服は何1つ入らない

下着ももちろんのこと…

鏡にうつる身体を見て愕然とする

小さい傷とはいえ痛々しい傷痕、パンパンに腫れた身体

なんでこんなことに…涙が出る

1週間で体重が6kgも増加

嘔吐と下痢でほとんど食べられていないのでそれだけ浮腫んでいるということ

今は痛みが酷く、動くのも苦しいでも頑張って運動をする

ただ浮腫んでいるだけでなく痛みがとにかくひどい

急激に浮腫むと痛みが出る人がいるらしい

その数少ない1人になった

触ると熱も持ってるし、普通に横になることも難しい

寝返りなど出来ず、安静が1番と言われても身体が痛い

座るのも痛くて脚を伸ばした座り方

腰に負担がかかるけどこれが1番だと

 

放射線治療の前に一度退院してから、歩いたり家のことを無理し過ぎたせいか38.6度の高熱

原因はわからない

病院は遠いので行けない

片道約3時間

車でも苦痛…電車でも苦痛…

住んでいる県では1ヶ所しか私の治療を出来る病院がない。その病院では卵巣凍結出来なかったので

今お世話になっている病院はお隣で、そこで卵巣凍結と一緒に治療も全て受けることになった。

もともとの大学病院よりは今の大学病院の方が良いと周りの人達は言う

きっとそうなのだろう

 

手術を担当してくださったお医者さんは有名な方で、お話ししてもとても感じのいい方だった。説明もきちんとしてくださり話に説得力と自信も垣間見えて安心できた。

主治医の先生もとても感じのいい優しい知的な方で、安心して任せられるのは接していて本当に心からそう思う。

 

地元の大学病院なら、車で20分もあれば行けるので週末外泊で帰るのも気軽に帰れる

片道約3時間では気軽に帰れない

やはり物理的に距離は近い方が良い

だが人生何もかも思い通りにはいかない

それが普通だから

最善の手術を受けられたことに感謝したい。