Ayumu’s blog

いきなり癌と言われて手術を受けない選択をするということ

猫のこと

やっぱり、気になるのは飼い猫のこと

 

家族に任せてあるけれど、寂しいし会いたい

 

寂しがっていると聞くとごめんねって気持ちになる

本当は私の方が飼い猫に会いたいのかも知れない笑

 

いつも一緒に寝てたから、ちゃんと眠れてるのかな?

大丈夫かな?とか思ってしまう

 

FaceTimeで顔を見ても不思議そうにしてる

多分声はするのに居ないから?

とか勝手に思ってます

 

とりあえず猫達が、元気で居てくれること

毎日思っています

 

 

 

放射線治療と化学療法

癌の治療が、ついに始まる

正直受けたくない

副作用をお医者さんから説明されると、これから不安になる。

効くのか効かないのか半々

50%

五分五分

言い方を変えても同じ

平日は毎日放射線

それに追加で化学療法も点滴で始まる

一緒にした方が効果があるらしい

 

化学療法では、やはり髪の毛が抜ける

覚悟してたけど…あぁ癌なんだと思う

髪の毛は短く切った方が良いと言われた抜けた時のショックが少ないように

 

今はこの前の手術の副作用でリンパ浮腫がひどくて下腹部、腰回り、脚がミシュランマンの様になっていて、今まで着ていた服は何1つ入らない

下着ももちろんのこと…

鏡にうつる身体を見て愕然とする

小さい傷とはいえ痛々しい傷痕、パンパンに腫れた身体

なんでこんなことに…涙が出る

1週間で体重が6kgも増加

嘔吐と下痢でほとんど食べられていないのでそれだけ浮腫んでいるということ

今は痛みが酷く、動くのも苦しいでも頑張って運動をする

ただ浮腫んでいるだけでなく痛みがとにかくひどい

急激に浮腫むと痛みが出る人がいるらしい

その数少ない1人になった

触ると熱も持ってるし、普通に横になることも難しい

寝返りなど出来ず、安静が1番と言われても身体が痛い

座るのも痛くて脚を伸ばした座り方

腰に負担がかかるけどこれが1番だと

 

放射線治療の前に一度退院してから、歩いたり家のことを無理し過ぎたせいか38.6度の高熱

原因はわからない

病院は遠いので行けない

片道約3時間

車でも苦痛…電車でも苦痛…

住んでいる県では1ヶ所しか私の治療を出来る病院がない。その病院では卵巣凍結出来なかったので

今お世話になっている病院はお隣で、そこで卵巣凍結と一緒に治療も全て受けることになった。

もともとの大学病院よりは今の大学病院の方が良いと周りの人達は言う

きっとそうなのだろう

 

手術を担当してくださったお医者さんは有名な方で、お話ししてもとても感じのいい方だった。説明もきちんとしてくださり話に説得力と自信も垣間見えて安心できた。

主治医の先生もとても感じのいい優しい知的な方で、安心して任せられるのは接していて本当に心からそう思う。

 

地元の大学病院なら、車で20分もあれば行けるので週末外泊で帰るのも気軽に帰れる

片道約3時間では気軽に帰れない

やはり物理的に距離は近い方が良い

だが人生何もかも思い通りにはいかない

それが普通だから

最善の手術を受けられたことに感謝したい。

 

術後

腸は割と早く動き出し、お医者さんも驚くほどだった。

ただ丸一日水分も禁止なので喉が乾く…

水を口に含み吐き出す

ただその作業が痛くて辛い

点滴の痛み止めは4時間に一度

それと別に1時間に一度カチッと押して入れられる痛み止め

時間が経ったらすぐにナースコールして痛み止めお願いしますと伝える。

 

心配された腸閉塞は大丈夫で、後は血栓

足の機械を外した後は医療用ストッキング

キツくて足の甲が見たこともない程浮腫んでいた

血栓予防の朝晩の皮下注射…痛い

お腹を手術してるので、起きるのも苦痛

しかし強制的に歩かされる

勿論私の身体のことを考えてのこと。

病室から出て、お手洗いまで看護師さん2人に付き添われながら励ましてもらいながら歩く練習

とてもお手洗いまでは行けなかった

お手洗いに行けると導尿を抜いてもらえるので頑張りたい

途中で引き返す

冷や汗で全身びっしょり…

皆さんこんな思いをしているのか…と思うと私も頑張らないとって思えた。

私の親や祖母ほどの方も沢山入院されている

 

皆んなそれぞれ病状は違っても辛い思いをされてるのは一緒

健康な頃には気づかなかった事に沢山気付かされる

 

 

痛いただひたすら痛い

しばらく更新しなかったのは、と言うより出来なかった。

 

術後、痛みがひどく苦しいなんてもんじゃなかった…

腹腔鏡手術で開腹手術はしていないものの、7ヶ所に穴を開け卵巣は凍結のために片方取り、もう片方の卵巣からは卵子を取った

そして、リンパ節郭清と言ってお腹の中のリンパも取った。

幸いなことに取ったリンパからは癌細胞は全て陰性であり放射線治療は骨盤周辺のみで済むことになった。

 

術後、血栓が出来ないように両脚にはマッサージの機械を装着

点滴や、心電図、酸素マスク、酸素飽和度、動けるはずもなく

ベッドの上で朦朧としながら痛みで目が覚めて痛み止めの点滴をしてもらう

しんどいので、続きはまた別記事に書きます。

 

術後、不自由な私に看護師さん達はほんとうによくしてくださり感謝しかないです。

やさしい言葉、励ましの言葉、すごく大変なお仕事なのだなと改めて感じました。

癌について

別記事をやはり載せない事にしたので、少し簡単に書き残しておこうと思います。

子宮頚がん

ステージ2b

子宮の横リンパ2ヶ所に転移あり

手術か放射線治療か五分五分との事。

私は最初の先生に子宮も卵巣も全摘と言われたのですが他の先生の意見を何人か聞くと

最終的には開腹手術しないとわからないとのこと

リンパが取りきれるかわからない

ホルモン治療もずっと受けないといけないし

浮腫が一生残る可能性

排尿障害もなる可能性

私には手術という選択肢は最初から頭にありませんでした。

勿論家族は命が助かって欲しいと言うのは当然です。

ただ、私は子どもを授かる可能性が0%になってしまうこと

そして予後がそれほど良くないのなら手術をする意味はどこにあるのか

私の年齢では、命を取る人が多数で私のように命よりも子宮と卵巣を残したい人は中々いない事

手術をしなくても、放射線治療抗がん剤治療はするので、子宮と卵巣はダメージを受けてしまい

低い確率で人工授精して、着床したとしても妊娠継続が難しいこと

卵巣凍結も年齢的にかなり難しいこと

卵子も出来るだけ取ってもらう事になってはいるけれど、人工授精になるしパートナーのいない私は受精卵ではなく、卵子だけを凍結するので解凍が難しいこと

本当はかなり無謀な事をしようとしているのは百も承知です

ただ私の夢は子どもを産むこと

それだけはずっとずっと小さな頃からの夢

その可能性がなくなるのなら私には生きる希望などないからです。

もし結婚して子どもが1人でもいれば手術を考えたと思います。

私は一度も結婚もしてないし、妊娠の経験も一度もありません。

お付き合いした方は居ても結婚にはいたらなかった。

 

近しい家族に癌は居ないし、まさか癌になるなんてってしかもよりによって子宮頚がん…

 

体の冷えには気を付けて、数年前から冷えとりソックス

身体に直接触れるものは下着肌着でもなんでもシルク100%

タンポンは人生で数える程しか使ったこともなく

布ナプキンが、良いと聞けばこだわり

布ナプキンの布がオーガニックコットンを使用されてるものを使い

面倒でも手洗いをし

生まれて初めてカンジダに、3年前になった時からはデリケートゾーン専用の液体ソープを使用し、普段からかなり気を付けていたのに

 

なんで?なんで?他の場所じゃなく子宮頚がんなの?

他の場所の癌ならこんなにも落ち込まなかったと思う。

 

食生活にもこだわり、家で食事の際は玄米100%を12年以上続けていたし、野菜やお肉でも産地にこだわり

お豆腐の消泡剤すら嫌で食事の買い物には気を付けていた。

お酒は飲めても記念日やたまにお付き合いで飲む程度

外食の時は流石にわからないから気にしないようにはしたけれど、わからないものは口にしない

飲み物もジュース類は飲まないし、お水かお茶かフレッシュジュース

 

癌になるのに、理由などないのかも知れない

いくら気を付けていてもなる人はなるし

好き放題していても、ならない人はならない

 

子宮頚がんじゃなかったら、他の部位なら

何度思っても変わらない現実に打ちのめされる

 

ただ絶望の中に1%でも希望を残したい

それだけ

 

私のただ一つの希望

 

予定が早まった

3日も早く入院する事になり、どっちみち3日間は検査で毎日病院に行く予定だったのだけれど…

熱が38度台から下がらずお薬飲めば下がるけど結局は上がるので、このままだと手術も出来ないので…

とのこと。

寂しい😔まだ後3日あると思っていたから…

いい歳をして恥ずかしいと自分でも思う…

本当なら親を私がこれから介護していく立場だったのに、今は歩くのもしんどくて母に支えてもらっている

なんだか少し?かなり?子ども帰りしてる気がする笑

末っ子で家族には甘えてしまう性格は昔から変わらない…

兄弟にも、ついつい弱音を吐いて励ましてもらう…

私を知る人は、私が末っ子だということに驚かれる。

きっとそれだけ虚勢を張り本音を出していなかったということだと思う…

 

 

自分の選択が正しいのか未だにわからない

今日は怖くて、私の癌の型が放射線が効くのか効かないのか先生に訊けなかった…

子宮を取らず、卵巣は片方凍結し、卵子も保存する。

その後放射線治療抗がん剤の治療が始まる…

 

怖い、怖い、怖い

怖いのは私がまだ生きてるからで、死ねば怖さもないのだ。

だから生きてる今を感謝しよう。

 

人を羨まず妬まず僻まず、難しい

 

比べない、上も下も見ない

 

生きる意味、死ぬ意味、きっと答えは出ないけれど

 

今のこの怖さは生きているからと自分に言い聞かせる

でないと不安で押しつぶされそう

 

 

 

 

 

W杯と私と癌と愚痴

ベルギー🇧🇪おめでとうございます🎊㊗️

今回、体調が悪く毎回W杯は、ほぼリアルタイムで観戦していた私がちゃんと見れた試合は2回目…

前回観れたのは、フランスVSアルゼンチン

とっても感動しました!観れて良かった!

日本代表の試合を1試合も観れなかったのは日本人として本当に情けない…

録画やハイライトでは味わえないリアルタイムの感動…感じたかったな

 

入院したり、検査したり、39度越えの発熱

咳に痰に鼻水おまけに熱の花

食べても吐いてしまう

更に痛んだ事のない親不知が痛みだし食べられない

顔の横がピンポン玉が入ってるのかって位腫れて

香りも何も感じない

そんな中でのホルモン注射

毎日泣いてました

季節外れのインフルエンザの検査もしました

結果は勿論陰性

人工呼吸器を一時入れていたので細菌に感染したかもと言われたのでそのせいかな?と思っていたりする…

救急で診てもらっても良くならず、こんなに体調悪くて卵子ちゃんと保存できるのか不安になる

眠剤をもらっても眠れないし、中途覚醒ばっかりで眼が覚めるとまだ30分しか経ってない事にガッカリする…

 

現在は香りは感じる程戻り

ただ咳も痰も治らず鼻水もマシになったものの出てくるし

37度台で落ち着いていた熱がまた38度越えているので身体は怠く、親不知は相変わらず痛く顔の半分洗うのさえ痛い状況…

この状態では抜けないと歯医者さんに言われてガッカリ…わかるんだけど助けてと叫びたくなる…

 

毎日毎日、こんなにも痛み止め飲んで大丈夫なの?

胃薬や眠剤とか卵子に影響ない?

心配する事はその事だけ…

お医者様からは、大丈夫と言われたのでお薬飲んでいるけど気持ち的に何となく薬飲まなくて良くなるくらい元気になりたいなと思ってしまう…

まだ癌の治療は何一つ始まってないのだ…

それが一番怖い