Ayumu’s blog

いきなり癌と言われて手術を受けない選択をするということ

恵まれていたこと

最初の大学病院では色々ありましたが、手術はしない

放射線治療と化学療法をするということになっていました。

ただ、卵巣凍結や卵子凍結は出来ないので自分で病院を探してくださいとのこと。

その為、ネットで検索。

私の住んでいる地方でしている病院でなるべく近くでとか色々考えて何個かピックアップ。

とりあえず問い合わせしようと一番最初に電話をかけたのが生まれ育った街の大学病院。

 

全国から患者さんが来る大学病院でまず無理だろうなと思っていました。

紹介状があるわけでもなくセカンドオピニオンでもなく

治療は違う病院でしてその前に卵子凍結、卵巣凍結したいなんて…

 

電話を掛けて、婦人科に回してもらい

その日の受付の方もとても良い方で、私が説明すると

「今日は良い先生が居るから、訊いてきますね!」とのこと。

先生は外来で診察中で看護師さんを通して話をして下さったみたいで、何度かやり取り。

私の今の状態や、進行状態など…

電話口で待っている間もどうなるかな診てもらえるかな…

などと考えていました。

すると「今から来られますか?」先生は午後から手術が入っているのにその前になんとなんと今日診てくださる!とのこと。

えっ!とプチパニックでした…

私の住んでいる所からは電車で特急とタクシーを乗り継いでも道が混んでなくて最短で2時間半くらいは最低かかるし、車でも高速乗って約3時間はかかる…

と説明をしてそれでも良いとのことでした。

慌てて身支度をして電車とタクシーで向かいました。

 

なんとか午後までにギリギリ到着。

先生は話をじっくり聞いてくださり、内診もしてもらいました。

年齢的なもので卵巣凍結は難しいことや、自費診療になることなど細かい事まで丁寧に説明してくださいました。

私が今受診している病院から、私の検査結果など欲しいとのことで私はとりあえず持って行ったCD-Rに入ったMRIやCTの画像など渡しました。